GitBucket 3.2 を試す
「Scalaで実装されたオープンソースのGitHubクローン」のGitBucketのインストールが予想以上に簡単だったので、メモを残す。
今回入れるGitBucketの3.2。
GitBucketのサイトは下記の通り。
https://github.com/takezoe/gitbucket
事前準備
Scalaで実装されているので、Javaが入っていないとならない。
今回はJava8(Update31)で試した。
(Javaのインストールフォルダのbinフォルダにパスを通しておきましょう)
続いてGitBucket本体のダウンロード。
GitBucketのwarファイルをGitBucketのサイトからダウンロードする。
GitBucket 3.2は下記URLでダウンロードできる。
https://github.com/takezoe/gitbucket/releases/download/3.2/gitbucket.war
準備に必要なのはこの2点。
GitBucketの実行
GitBucketの実行は下記のコマンドで行う。
java -jar gitbucket.war
これだけ。
GitBucketには組み込みWebサーバのJettyを使っているため、上記のようにJARファイルを実行するとGitBucketをデプロイ済みのWebサーバーが起動する。
GitBucketへアクセスする
ブラウザを起動して、起動したサーバーもしくはローカルホストのポート8080にアクセスする。
http://localhost:8080/
以下のようなログイン画面が表示されれば正常に起動したことになる。
あとは初期ユーザroot(パスワードもroot)でログインして、ユーザ追加やグループの追加等の設定を行う。
その他
GitBucketのサイトにある通り、javaコマンドで起動する際にパラメータを与えることが出来る。
自分が真っ先に行ったのは「--gitbucket.home」の設定。
初期状態では実行ユーザのホームディレクトリにGitBucketの設定とリポジトリが作成される。
ホームディレクトリ以外をGitBucketの作業場所とするには、下記のように起動パラメータを与える。
java -jar gitbucket.war --gitbucket.home=D:\GitBucket
起動すると、D:\GitBucketに設定内容を保存したデータベースファイル(H2かな?)とリポジトリフォルダなどが作成される。
ここまでが初期設定。
さて、Git使ってみるぞ。